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自分らしさの表現法

デザイナーとの意思疎通がうまくいかない? ご自身のイメージを共有する、ムードボードを作ってみよう

ホームページやチラシ、デザインをオーダーした時に、
意思疎通がうまくいかない?

  • なんでデザイナーなのに汲み取ってくれないのかな
  • だったらもう、ここ赤文字にしてほしい!
のようなお悩みに直面することが、あると思います。

そんなときは、「赤文字にして!」ではなく、

  • どうして赤文字にしてほしいのか=もっと目立たせたい
  • こんなイメージを抱いていて、それとマッチしていない
とお伝えすると良いのですが……

そもそも、抱いているイメージをはっきりさせるために、ムードボードを作ることがオススメ。

ただし「あなたが好きな雰囲気」になってしまっていたら、要注意!
出来上がったムードが、果たして自分の「お客様に刺さる雰囲気なのか?」を検討してみてくださいね。

まずは「見える化」してから、デザイナーさんに相談すると、解決できると思います。

人によって、同じ言葉に抱くイメージは違う

小説が映像化されたとき、「イメージと全然ちがう!!」と思うことありませんか?
同じストーリーを読んでても、

  • 登場人物がどんな外見なのか
  • 登場人物がどんな声なのか
  • どんな色調の画面なのか
って、読み手の自由。想像する余地があります。

例えば、「かわいいバッグが欲しいの」と言われたとき、あなたはどんなバッグを想像しますか?


わたしの想像したかわいいバッグと、5歳女児の想像したかわいいバッグ。そして、若い男性が想像したかわいいバッグが、一致することって稀だと思います。
想像の余地があるから、認識が変わってしまうんですね。

今日は、視覚に残る形でアウトプットする大切さについて、お話させていただきます。

その場ではお互い理解しあえたはずが、さっぱり伝わってない!

  • あとあと違和感が出てくる
  • 関係者の中で、どうも認識があっていないような違和感がある
このような違和感が出てくることってありませんか?
実はこれ、「バックグラウンド」や「目的」が、しっかりと共有できていないことが原因です。

ふわっとした言葉で伝えると、お互い自分の都合のいい形で理解します。
伝えた側は、自分の伝えた通りに受け取ってもらえたんだと満足し、受け取った側は、自分のフィルターを通した形で理解してしまう。

前述の「かわいいバッグ」のように、「確かにかわいいバッグなんだけど……」ということになりかねません。

百聞は一見に如かず

あとあとそんな事態を招かないように、しっかりビジョンを共有したい!
と思ったとき、親切丁寧に言葉で伝えるよりも、視覚に訴えた方が伝わります。

言葉だけじゃフワッとしてしまう想いは、「見える化」することで伝わりやすくなります。

ビジョンを「見える」化する

  • 図式化する
  • しっかりとヒアリングしてもらい、デザインを発注する
  • イメージに近い写真を集める
など、見える化する手段はいくつかあります。
その中で第一歩としておすすめしたいのが、「ムードボード」を作ることです。

ここでは、お店のインテリアを例にしてお話しますね。

あなたは、1年前に自宅サロンをはじめました。
サロン運営が軌道にのってきて、店舗物件を探しています。
また、どんな内装にするかを考えなくてはなりません。
自分で、インテリアを整えるにせよ、プロの手を借りるにせよ、ブレないようにしたいと思いました。

(1)どんなお店にしたいのかをイメージする

あなたのお店は、30代後半の女性が、疲れた体と心を癒しにくる、隠れ家的サロン。
ここにいるときだけは、気張らなくていい。素の自分でいていい、ホッとする空間。
だから、チェーン店より少し値が張っても、あなたのお店に通いたいと思っているファンが、足繁く通ってくださる。
手技を重視したフェイシャルエステを中心に提供している。

「だから……癒しを感じる空間がいいなぁ」
「空調は控えめで、鳥のさえずりが聞こえて、観葉植物が多い空間がいいなあ」
「南国のイメージや、アジアンリゾートな感じもいいけど……非日常すぎるよりも、心地の良い公園にきた……くらいの雰囲気がいいなあ」
と、どんどんイメージを膨らませてください。
そこから、

  • テイスト
  • 手触り、素材感
  • 配色
  • 形状
  • シチュエーション
などを書きだしていきます。

(2)次に、書き出したキーワード・シチュエーションに合うお写真を集めてください

  • 景色
  • 雰囲気
  • そこにいそうな人物
  • 時間帯
  • 光の強さ
  • 気温
  • 色合い
  • 質感
  • 書体
  • 形(オーガニックか、ジオメトリックか)

思いついたイメージを、どんどんあつめてください。

(3)集めた写真を印刷

集めた写真を印刷します。
印刷した写真は、自由にレイアウトできるように、切り抜いておきます。
実際に置きたい家具があったなら、値段を下に書いておくといいです。

(4)大きな紙に乗せて検討します

イメージの組み合わせを、作ってみてください。
複数案準備してももちろんOKです!

ポイント:完成系だけではなく、過程もしっかりと残す

お仕事でアイデア出しするとき、小さな紙に、サムネイル(親指の爪くらいのラフ→サムネイルと呼びます)をたくさーん書いて、採用/不採用を選別します。

例えばですが、文章も、書き直した形跡がわかった方が、同じところでぐるぐるしなくなると思うんですね。
痕跡が「見える」形で、どんどんアウトプットしていくことって、とても大切だと思っています。
どうして、痕跡を残すのかというと……。
後から逡巡(しゅんじゅん)してしまわないように、なぜ、そのカタチで進めたのかをはっきりさせるためです。

ポイント:なんでもビジュアル化すればいい訳ではない


伝えたいことがないのに、ビジュアル化してもハリボテのお城を建てるようなもの。
着飾ったところで、中身がなければ、結局何も伝わりません。
ムードボードを作る前に、「伝えたい相手」「伝えたいこと」「コンセプト」を元に、「キーワード(形容詞)」を書き出してくださいね。

終わりに

やるとやらないじゃ、完成時の統一感が違います。

「中身が大切」「想いが大切」っていいますよね。
ですが、想いがあるだけでは、「あなたが意図したカタチ」では届かないのです。

「ムードボードをつくる」
たったこれだけのことで、想いを伝えたい相手が、あなたとの共通認識を持つことに繋がります。
認識がズレてるなと思った時は、ぜひ、ムードボードを作ってみてくださいね。

ルールーでは、しっかりとヒアリングさせていただいた内容を元に、ムードボードを作成・納品させていただきます。
ご依頼者様と制作者側の認識をすり合わせることにしっかりと時間をかけ、理想のお客様へ届く最適なカタチを模索しています。
※トータル・ブランディングの制作をご依頼いただいた場合のみになります

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Webデザイナー Luelue 丸山

Webデザイナーの立場から、個人事業主のWeb活用をテーマに発信しています。
得意分野はWebデザイン。イラストレーション。コーディングもぼちぼち。
WordPressテーマblanc note.を作ったり、お絵かきにブログ、SNS起業に足を突っ込んだり、収集がつかなくなり最近自粛してます。
プライベートでは娘の写真を撮ってスクラップブッキング、手帳・文具・万年筆をこよなく愛する親バカ系。

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