葛西の渚にて

わたしたちは勉強ができない

娘は小学校2年生。
2時間お留守番できるレベルの成長度。

一斉休校に伴い、特例のリモートワーク許可が降りた。

しかし、不安が残った。仕事のパフォーマンスは保てるのか? という至極真っ当な不安。

というのも、娘が0歳から2歳半まで完全フリーランスで働いていた。
泣くだけの赤ちゃんから幼児になるにつれ、家での仕事が苦痛になった。
子どもの中では、親が家にいる=遊んでもらえるという認識なのだ。

「なのに、どうして遊んでくれないの?」
目の前におやつがあるのにマテをされている状態は、お互いにとって良いものではなく、結局、保育園卒業までのあいだ、常駐とフリーランスを掛け持ちするスタイルで乗り切った。

気づけば、「家で仕事は落ち着かない……」というイメージが刷り込まれていた。

あれから2年、娘は小学校2年生になった。
いまの娘は、勤務時間中大人しくできる子だということがわかった。

工作、折り紙、ロボット教室の成果物を壊して作り直し、ドラマ、工作、シンクシンク!、viscuit、アニメ、たまにストレッチ。読書はお気に入りの絵本……。最後にお片付け。

とても大人しく、お利口に過ごしてくれる、ママのラブリーちゃん。
しかし見ての通り、彼女の時間割には「国語」と「算数」がない。

日々の生活でも、長期休みでも、勉強の問題はついてまとう。
休校中なんてさらに!

大人しくしてくれて、とってもありがたいよ。
お利口にできる子だったんだね! ママ助かるよ!

でも、ただのお休みではないから、お勉強してほしい。
積み上げ式の勉強をすっ飛ばすと、絶望するほど大変なことをわたしは知っている。階段が絶壁になる。
だからこそ、宿題以外に2年生の総復習をしてほしい。

そんな思いから「ねぇ、いいかげん宿題やって。勉強して! 終わらせたら、あとは自由時間だから!」と言い続けるもんだから、娘もイライラする。物言いが反抗的になり、意地悪なことを言う。
「なんて生意気な!」と、わたしもイライラ。

娘はマイペースな子で、何をするのも遅い。
保育園の時は食べ終わらないことが課題だったし、小学生になった今はテストが終わらないそうだ。そのくせ負けず嫌いですぐに泣いてしまう。くやしくてたまらないようだ。

わたしも、空想にふけり授業に集中していなかったと思う。しかし、テスト自体はさっさと解いてしまうタイプだった。宿題もさっさと終わらせていた。だからこそ、どうしたらいいのかわからない。

結局、仕事が終わったあと、つきっきりで勉強することになった。
こんな時くらい、自発的に学んでほしいというのは、過ぎた要望だったんだな、と反省した。

習い事もおやすみの今、待ち時間も発生しない。
つまるところ、わたしも勉強ができない。

だからといって「のび太〜! 勉強しなさい!」アナウンスするだけの、のび太くんのママにはなりきれない。

わたしは、苦言を吐きながらもお付き合いする、娘の「ドラえもん」なのです。

そんな娘のひみつ道具は……

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